リモハラ?

 「たいした稼ぎもないくせにいい部屋に住んでるなぁ」とか「そのうるさい子供をなんとかしろ!」とか、自宅で勤務するようになって、話題になっているリモートワーク・ハラスメントのことを「リモハラ」と言うらしい。なかには「君のパジャマ姿を見てみたいな」などとセクハラじみたことを言ってくるバカ上司もいるらしい。

 在宅勤務(リモートワーク)もいいことばかりじゃなくて大変だね。通勤に時間をとられないのが魅力ではあるし、時間的にゆとりはできるけど……。

 私もコロナ感染拡大が始まった頃、「事務所でもリモートワークを」と考えたことがある。しかし、勤怠管理が面倒くさそう、ということで断念した。

 それより何より、うちの事務所で扱う資料は個人情報の塊だ。これを各自の家に持ち帰ることは考えられない。中途半端なリモートワークをするくらいなら思い切って休みにしてしまった方がスッキリする。それで週休4日にしたわけだ。

 私は誰からも管理されたくない。バカな上司に管理されるくらいなら死んだ方がマシ、というくらい管理されるのが我慢ならない。だから自営業者として細々とでもやっているのだ。

 それと同時に私は誰も管理したくない。「勝手にやってていいよ」という気分で職員さんたちには接している。だから管理が面倒なリモートワークなどさらさらやろうとは思わない。

 コンピュータで勤怠管理を始めたらキリがない。リモートワークの勤怠管理システムに「着席管理」なるものまであるではないか(あははは)。「着席管理」だってよ。コンピュータの前で座っている時間を管理しておるわけだ。バカバカしい!

 決まった時間にコンピュータ画面をキャプチャーしてどんな仕事をしていたのかとかコンピュータのログを管理して分析することまでできるらしいじゃないか。

 ああ、イヤだイヤだ。経営者が性悪説の考え方の持ち主なら、会社で働こうが、在宅勤務であろうが、社員は囚人であることには変わりはないのだ。

投稿者: ihanamura

花村一生:昭和23年生、福岡県出身 さまざまな職業を遍歴後、昭和58年税理士として開業 花村会計事務所所長 法人の顧問を中心に開業したが、会計業務が性分に合わず、数年で 手を引く(生来のずぼらから会計業務は行わないにもかかわらず、 会計事務所の看板はそのままになっている) その後、相続税申告と不動産税務に専門特化して今日にいたる。 特に不動産の時価と評価額の矛盾に憤りを持っており、相続税の物納について 異常ともいえる情熱を燃やしている。一時は物納申請件数は日本トップクラス。 主に土地持ち資産家の相続案件を得意とする。 国土交通省外部団体の「都市農地活用支援センター」のアドバイザーとなっている。 納税者のために考え行動することがモットー。税務署と闘うことも辞さない。 著書:新日本法規出版「社会生活六法」税金分野担当

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